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見出し航海日誌

No.4


2008.11.13 岡山市・京橋町,中納言,東山

東山には岡山孤児院の流れを汲む児童養護施設・新天地育児院があり,その一角に唯一岡山孤児院の遺構となった建物が石井十次記念館として残されている。
かつて孤児院の施設や小学校などがあった門田屋敷には流れを汲む岡山博愛会病院があり,その前には石井十次の銅像が立っている。近くに岡山孤児院を始めたとき本堂を借用した三友寺があり,戦災を免れた山門が残る。
安政3(1856)年創業の廣榮堂本店の前を岡山電鉄のレトロな路面電車が行き交う。岡山出身の内田百閧烽アこの串に指した吉備団子が大好きだったという。作品「夜明けの稲妻」にも登場する。ノボリには「日本一の吉備団子」。ここにも
日本一があった。明治21年頃,十次はこの京橋下に群れる物乞いの一団を目にして心を痛めた。二十数人の物乞いたちを三友寺に招き軒下を貸して文字を教えだした。これが「襤褸(ぼろ)軒の下学校」と呼ばれたものである。

(ニコマートEL NIKKOR−Ai 35-105mmF3.5 1972年製)
2008.11.11 大分市・田の浦,別府

源泉数・涌出量とも
日本一の別府温泉。駅前にある「油屋熊八」の像には,「山は富士,海は瀬戸内,湯は別府」と刻まれている。しかし,いまや別府は韓国からの観光客が中心となり,しかも通貨の値下がりで旅行者も減ってきているという。別府を日本有数の温泉地に育てた実業家「油屋熊八」なら奇策はあるのか。

(ニコマートEL NIKKOR−Ai 35-105mmF3.5 1972年製)
2008.11.11 大分市・田の浦,別府
終着駅大分をめざして別府湾を走る特急「富士」。こちらもかつて東京−西鹿児島1595.9キロを24時間26分で結ぶ走行距離・走行時間
日本一の列車であったが,来年3月をもって廃止になるという情報が流れている。これで東京と九州を結ぶ在来線列車はすべて消えてしまう。
2008.11.10 宮崎県児湯郡木城町

かつて社会福祉という言葉もなかった時代,愛と情熱で3000人もの孤児を救った男がいた。宮崎県上江村に生まれた石井十次は医学への思いを捨て生涯を孤児救済事業に捧げた。岡山から始まった事業は,キリスト教の教えを背景に個人の善意や寄付に支えられて拡大し,一時は1200人もの孤児を収容していた。エミールの影響を受け理想郷を目指して再び高鍋の地に移った孤児院は,十次の死後一時解散したものの,戦後再び石井十次の遺志を継ぐ子孫によって再開され,生まれ故郷の地にて事業は守られ,「石井記念友愛園」として現在は約55人の子どもたちがここで暮している。


友愛園の近くにある石井記念ひかり保育園。静かで安全な園庭には羊が似合っている。子どもたちの危険は森の中のマムシくらいだとか。茶臼原の台地はお茶の産地としても知られている。宮崎県のお茶の生産量は全国第4位だが一部は静岡県にも輸出しているのだとか。


静養館の内部。明治12年に建てられたもの。岡山孤児院が移設された際,岡山から移築し,石井十次最後の住まいとなった。奥が臨終の間と呼ばれ,娘婿児島虎次郎の絵や貴重な資料も飾られている


方舟館と静養館。ともに岡山孤児院の移設とともに明治末期・大正初期に移築された。方舟館の「アンジェラスの鐘」は地域の人々に朝夕の時を知らせていた。静養館は園舎としても使われた子どもと職員の汗と涙の滲み込んだ愛の館である。


(ミノルタα-70 AF24‐85mm F3.5‐4.5 2004年製)
2008.10.13 相模原市東林間・練馬区石神井台児童遊園と児童館

東林間では神社の境内に児童館と児童遊園が併設されている。石神井台では児童館・図書館・保育園が同じ建物の中にある。児童遊園・児童館は共に児童福祉法に定められた児童福祉施設である。児童遊園は「児童の健康増進や情緒を豊かにすることを目的とし,児童に安全かつ健全な遊び場を提供する……児童の遊びを指導する者(児童厚生員)が子どもの指導にあたる……」となっているのだが,指導者が子どもに健全な遊びを指導しているところを見たことがないのだが……。

(ニコマートEL NIKKOR−Ai 35-105mmF3.5 1972年製)
2008.8.1 新宿区南元町・調布市国領町

二葉南元保育園・二葉乳児院と二葉くすのき保育園
1900年,野口幽香と森島美根によって貧民子女のために設立された二葉幼稚園が前身。貧児にも華族の子どもたちと同じような保育をしたいと願った二人によって歩み始めた。1906年に麹町より四谷鮫河橋(明治の三大貧民窟のひとつ)に移転し1916年には事業の内容から保育園に名称を変更し現在に至っている。

(ニコマートEL NIKKOR−Auto 28mmF3.5 1972年製)
2008.7.15 相模原市・麻溝公園

ミシマサイコ(三島柴胡) せり科の植物で薬草としてよく知られている。江戸時代三島の宿のあたりで多く栽培されており評判が高かったことから「三島柴胡」と呼ばれるようになった。相模原はかつて,ミシマサイコを副業として栽培する農家が多くあったことから,どこでも見られたようで,一帯は「柴胡が原」と呼ばれていた。

(ニコマートEL NIKKOR−Auto 28mmF3.5 1972年製)




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